マンション購入し、住宅ローン減税を受けるための確定申告(還付申告)をシンプルに簡単に済まそう!

昨年マンションを購入して今回確定申告をして来ました。インターネットにも情報があふれて結局、何をどうすれば良いのかが分かりにくくかなり迷ったので、自分の記録と誰かの為になればと思い、ここにまとめておきたいと思います。

※ ただし、このやり方が100%正しいとは言えませんので、分からないことは税務署に確認してください。あくまで体験記と思って下さい。


事前準備

確定申告系の本を本屋で立ち読みしました。それでなんとなく手順を把握しました。

この系統の本がなんだかんだで一番わかりやすかったです。 この本は、平成27年用なので注意。見る場合は、その年にあったものを見るべきです。免税率や法律などが変わるからです。
[amazonjs asin=”4478039240″ locale=”JP” title=”いちばんわかりやすい確定申告の書き方 平成27年3月16日締切分”]


A, 確定申告(住宅ローンの場合は「還付申告」と言う。)の期間

自分が知らなかったのは確定申告の期間でした。一般的に世の中で良くいう確定申告は、2015年、平成27年は、2月16日(月)から3月16日(月)です。

しかし、住宅ローンの還付申告は、なんと、1月から始まっていました。 知らなかった。
なので、還付申告だけになる場合は早く行く事をオススメします。その分早くお金が返ってきますので。



B, 確定申告はどうやるの?

シンプルに簡単に実施するには、インターネットの 確定申告書等作成コーナーが絶対にオススメです。

住宅ローンの申告のみであれば、早い人は1時間、書類を揃えながらでも3,4時間で終わります。
インターネットの確定申告書等作成コーナーでは、順に進めていけば、自動で申告書が完成しますので非常に楽です。

私の場合は、以下のステップで完了しました。

1, 必要書類準備

2, 「確定申告書等作成コーナー」で作成し、印刷 

3, 税務署に、添付書類と一緒に提出

税務署の受付開始と同時に入り5分も経たずに終わってしまいました。

上記の手順でポイントをまとめておきたいと思います。


1, 必要書類準備

必要書類は以下になります。

・確定申告書(A) : これから「2」の手順で作成します。
・住民票の写し : 市町村役場で入手。
・登記事項証明書 : 不動産の登記の際に入手してる。「全部事項証明書」または「現在事項証明書」のことです。
・不動産売買契約書(請負契約書)のコピー : 最初の契約書の部分をコピーします。
・工事請負契約書のコピー : リフォームをした場合は必要。施工業者から貰います。
・源泉徴収票 : 勤務先から入手します。押印を忘れずに。
・住宅ローンの残高を証明する「残高証明書」 : 住宅ローンを借入した金融機関から送付。

参考URL
会社員が住宅ローン控除を受けるための「はじめての確定申告」:長期固定金利住宅ローン 【フラット35】


2, 「確定申告書等作成コーナー」で作成し、印刷

確定申告書を作成する方法はいくつかあります。税務署で相談しながら記入していく方法が一番安心ではあるかもしれませんが、、、面倒で時間も掛かります。住宅ローンだけなら、インターネットでも十分に申請書を作成することが可能です。

今回、一番参考になったのが、ALLAboutさん。ありがとうございます。

ネットで簡単!住宅ローン控除申告書 2014 [住宅購入の費用・税金] All About

これに沿って入力をしていくのみです。

個人的にここが難しかったです。
http://allabout.co.jp/gm/gc/439127/6/
計算はするしかないですね。ここに自信がないなら税務署や詳しい人に確認するのがいいでしょう。

最後まで記入をして全ての書類を印刷します。印刷は白黒でも問題ありません。データを保存しておくと、後でやり直しが発生した際に安心です。印刷した書類はすべてを税務署に持っていきます。


3, 税務署に、添付書類と一緒に提出

「1」で用意した書類と一緒に、税務署に提出します。



C, 確定申告後、1ヶ月ほどで税金が戻ってきます

提出後の1ヶ月くらいで、税金が指定の口座に還付されます。私は現在待ちの状態です。戻って来たら追記しておきます。

追記 2015.3.18
ほぼ2週間で国税還付金として振込がありました。E-TAXじゃなくてもこんなに早いんだという印象です。マンション購入だけだからでしょうか?

ちなみに控除対象は、所得税と住民税です。

所得税に関しては、今回確定申告によって返還される金額となります。
ただし控除額>所得税の場合、その差額は、住民税からも控除されます。

住民税の還付は、所得税のように、振込で返ってくるのではなく、6月以降に給与から天引きされる住民税が減額になっています。住民税の通知書が6月になると、会社か家に届くはずです。

参考URL
住民税から住宅ローン控除を取り戻せるケースとは? – 確定申告特集|必要書類・書き方・提出期限などポイントを解説 – AllAbout

住宅ローン減税の還付時期 | 住宅ローンの選び方・組み方ガイド!


次年度以降はどうするのか?

「給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書」という書類が、初年度の確定申告後、税務署から送られてきます。9年分まとめて送付されてきますので、しっかりと保管しましょう。

無くした場合は、税務署にて再発行は可能ですが、面倒です。



最後に

以上、住宅ローン控除を受けるための確定申告についてでした。1回わかればそこまで複雑ではありませんが、仕事でも無い限りそんなにやるものでもないですねー。しっかりと確実に終わらせましょう。