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KAHLIL GIBRAN (カーリルギブラン)預言者

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「預言者 (the prophet)」の作者、カーリル ギブラン(カリール・ジブラン)です。
カタカナ表記がこの通りかどうかは分かりませんが、とにかく有名な方だそうです。

実はこの方の本を、「君は詩が好きみたいだからあげるよ。」ということでカナダの知人からもらいました。中身はもちろん詩なのですが、軽く読んでみても正直良く分かりません。何回も読み返してみてみると頭に入ってくるというよりも心に入ってくるというような気がします。

これは詩についてのものですが、1冊の本として簡潔しています。愛とは何ぞやに始まり、人生でぶつかるであろう感覚について彼の思いを書いています。内容は詩として美しく、しかし奥深いもので、人の心から、神まで出てきます。だからもしこれを読む機会があれば、すべてをわかろうとせずにそこから自分が何かを感じ取れればいいと思って読むほうが心にすんなり来るのではないかと思われます。

そして、詩もそうですが、この著者がどんな人かも気になると思うので、簡単にプロフィールをみてみましょう。
1883年レバノンに生まれ、1931年まで生きました。
彼は20世紀前半のアラビア語の著者として有名で、詩人であり、哲学者である、芸術者でもありました。

アラビア語を話す人々で知らない人はいないというくらい有名で、その著作はこの「THE PROPHET」をはじめとして世界20ヶ国語以上に翻訳されているそうです。
この本「THE PROPHET」は彼がアメリカに来て英語で書いたものです。この中には彼の独創的な、不思議な挿絵が入っています。これも彼がかいたものですが、詩と重なることで、なにか吸い込まれるものを感じるでしょう。
ギブソンは主にアラブや北米でよく読まれているそうです。もし見かける機会があれば読んでみてください。

【追記】
日本語でも本が出され始めたようです。日本語でも読んでみる事にします!

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