悲しい出来事があったので書いておくことにします。
今でも日本の就職活動で消えないのが「圧迫面接」。大手や古くからある業界、有名で学生の志望だけは多いような企業にはかなり多いと聞きます。自分は本当に幸運な事に出会った事がないですが、知り合いの学生が圧迫面接を何十社と受けて気が滅入ってしまったことがありました。
彼女は、100社以上受けたそうだがどれも最終までは残らず悩んでいました。
日に日に、次々とエントリーシートを出さねばならないというプレッシャーに加え、リクルートスーツを着ることへの恐怖が生まれ、自殺願望を口にするようにまでなってしまいました。完全に鬱になっていたんだと思います。
彼女はその後なんとか立ち直り、無事就職をしましたが就職先は外国の企業でした。
この就活で彼女がもっとも恐れ、忌み嫌っていたのが圧迫面接でした。
圧迫面接は、普通の人が思っている以上に深刻に蔓延していて、面接という名目上表面化しずらいです。
政府も危機感…ふえる大学生の「就活自殺」が深刻だった – NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2138250002900431801
このリンクによると、実際に自殺数が増加しています。。。
本当にあった恐怖の「圧迫面接」の事例・暴言集 – NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2129825096407243501
海外でも多数のメディアで日本のこの問題が取り上げられています。
Job hunt stressing students, making them suicidal: poll | The Japan Times
http://www.japantimes.co.jp/news/2013/10/18/national/job-hunt-stressing-students-making-them-suicidal-poll/#
こんな面接をする企業はそもそも、ビジネスにおいてもこのような文化になっている可能性も大きいです。
チーム内でも同じような暴言を吐いたり、時には外の関係者についても同様でしょう。
もちろん、圧迫面接により、志望者が窮地に立たされた時のとっさの判断が垣間みれて選定の基準の一つにはなるかもしれません。
でも、それを試されることになれていない若者が今の世の中沢山いるのが事実。それをゆとり世代だから、、、。のように片つけるのではなく、企業はもっとしっかりと向き合う道を模索してほしい。誰もが頑丈な心を持っているわけではないのです。それは、既に自殺数の推移からも分かるように、他人からは想像ができないほどに就活生は傷ついています。
このようなレベルにまで圧迫面接の被害が出ている以上、政府も何かしらの対策を打ってほしいと思います。