【マウントゴックスが破綻へ】2013年のビットコイン価格急騰とユーザ拡大の輝かしい時代のコメントとシステム運用会社「tibanne」について




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マウントゴックスの破綻を受けて、ニュースを見ていたら、1年程前のマウントゴックスの寄稿がfacebookにありましたので、何となく訳してみました。これをみると輝かしい日々だったんんだなーと思います。

2013年4月は、キプロスの経営危機により、投資マネーがビットコインに流れ込み、一時500円前後だったビットコインが2万6000円にまで高騰した時期でした。しかし、これに合わせて取引所が攻撃を受けていたのです。取引に問題が発生し、取引不能という状況になった。それを受けてのコメントのようです。

原文はこちらです。


It’s been an epic few days: What happened?
Dear Mt.Gox users and Bitcoiners,
It’s been an epic few days on Bitcoin, with prices going up as high as $142 per BTC. We all hope that this is just the beginning!
However, there are many who will try to take advantage of the system. The past few days were a reminder of this sad truth.


と始まります。

※もし訳が間違っていたら教えて下さい。

まさに壮絶な日々..。 一体何があったのか?

マウントゴックスユーザとビットコインユーザへ

BTCあたり142ドルと価格が高騰し、ビットコインには壮絶な日々となりました。私たちはこれは始まりにすぎないと願っています。

このシステムを利用したいユーザは世界中に沢山います。しかし、この数日間は私たちに悲しい現実を突きつけました。

マウントゴックスは502エラーやユーザログインが出来ない問題に見舞われ、史上最悪の取引ラグ(遅延)が発生しています。犯人がマウントゴックスに対してDDoS攻撃を行ってきたのです。

昨日から、弊社はこれまで見たこともないようなDDoS攻撃を受け続けています。Prolexicのような企業プロダクトのセキュリティに守られていますが、膨大なDDoS攻撃により、502エラーの量や取引遅延が閾値チェックなどをし、数時間毎にシステムのチューニングを実施しなければいけない程でした。

なぜ、マウントゴックスがDDoS攻撃の標的になったのか?
この攻撃の背後に誰がいるのか明らかではないし知る由もありません。しかし、この攻撃には2つの明確な目的があります。

1, ビットコインを不安定にさせる。
マウントゴックスでは、米ドル取引の80%以上、世界各国の通貨の70%以上もの取引量がある世界最大のビットコイン取引所です。よって、マウントゴックスがビットコインの信用を傷つけるのに格好の標的だった訳です。

2, 利益のためにシステムを乱用する。
攻撃者は、ビットコインがある価格まで高騰するのを待ち、その価格を超えると売りに転じ、人々にパニック売りをさせるように取引をかき乱します。そして、価格の下落を待ち、ある価格にまで下落すると攻撃をやめ、買いに走るのです。この数日間で見てきたように、これらを繰り替えして利益を生み出しています。

これに対して何を行うことができるのか?

出来ることはほぼありません。私たちのようにDDoS攻撃に対応できる技術があっても、大企業はよくこうした大規模攻撃の犠牲になります。

データセンターをマウントゴックスのサイトから切り離すことで、インターネットから取引エンジンバックエンドを外したりする方法等、攻撃への対応策は少なからずあります。が、どうしようもありません。

Tibanneが言うように、「パニックしないで下さい」としか言えません。

パニック売りは、世界的に大きな価格下落を引き起こします。特に、みなさんは少しでも投資の恩恵を受けたいと思うものです。小コストで投資を進めたいものです。評価法よりも感情や恐怖に反応してこの売りの動きは起きているのが問題です。

あなたたちの多くが沢山の掛け金をしているのは理解しますが、ビットコインは長期間に渡ってその価値が増加するように設計されているにも関わらず、システムを乱用しようとしたり、ビットコインの価格下落を企てる人々の犠牲となってしまっています。これらは新しい現象などではなく、人類が初めて取引を始めたその時から存在していた話です。

<取引エンジンの遅延>
この遅延は、私たちだけにとどまらず、世界的に名高いNASDAQやニューヨーク証券取引所にまで影響を与えています。この遅延を修正して行くことはできるが、根絶させることは出来ません。小さなボリュームと流動性を持つ小さな取引所のみがこれに対応できるのです。

これは、私たちがギブアップしていることを意味するのでしょうか?それは絶対ありません。多くの問題を解決する新しい取引エンジンを開発しています。しかし魔法のような銀の弾丸で無いことも事実です。サーバをスケールさせていくことも出来ますが、外部要因から何が発生するかを予想することは難しいです。DDoS攻撃やパニック売り、買手の増加などの要因による「遅延」を出来る限り小さくすることが私たちのミッションです。

<口座確認>
DDoS攻撃を十分絶えたことから分かるように、これはマウントゴックスが成功し、大規模であったからこそでした。

昨年、9000から10000の新アカウントが毎月作られています。1月には倍増、2月には3倍、3月には6倍にまでふくらみ、今月には57000ものアカウントが作成されました。

当社のサポートとアカウント検証チームは、2012年1月の4人体制から22人の業務にまで拡大し、外部企業との取引や問題解決のためにも今なお雇用を続けています。アカウントの検証・確認を待っている場合でも、入金や出勤を日本の口座を経由して取引を行うことが可能です。(検証されるべきと認定されているアカウントだけは、入金と取引しか出来ません。)

最後に、

毎日の我々への攻撃や対応する膨大な対応を理解されずに、この取引遅延やその他のシステム問題に対応できないことに対してマウントゴックスがバカだのという失礼なコメントをインターネットの様々な場所で見てきました。

ユーザの多くが不満を抱いていることをも分かっています。私たちもこのようなシチュエーションは嫌です。
マウントGOXを引き継いで以降、大変な思いをして戻って来ました。私たちは、今もなお42万以上の月額取引数と、1.21億ドルの月刊ドル取引を誇る世界最大の取引所です。

今、改善できることがいくつかありますが、他の取引所が行うことができなかったくらいの信じられない量の仕事をしています。一定量の不満への理解を進めながらも、一歩一歩達成し、改善を実現しています。ユーザのビットコインの将来の安全を守るためにして頂いたすべてのコメント・行動に感謝しています。

そして、日常的に弊社をサポートしてくださる全ての方々に「ありがとう」とお伝えします。ございましたとお伝えします。あなた方の助け無しではここまで出来ませんでした。

そしてこのコメントでも触れているマウントゴックスのシステムは、tibanneという会社のようです。システム会社を本体とは分けているだけで資本は同じようです。もう少し調べて見よう。

tibanne

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