宮大工の千年の知恵 松浦昭次 を読んで

この本では宮大工さんの視点から、古い寺社などの美しさ、日本美、日本人気質などを伝えてくれます。

この本は現代の人々に対して気づきを与えてくれます。

その中で最も心にとまったものは、

「無駄を省くことばかり考えないで、無駄を生かすことをもう一度考えてもいい時期じゃないかと思いますね。」

という言葉です。

いわゆる「無駄」は、「無駄」ではないんです。
私も無駄は無駄だと切り捨てるようなことはあまりしたくないと思いますし、実はこの無駄の中にこそ、本質や答え、様々な均衡や質が隠れているものです。

もう1点、「日本人の美に対する思い」がこの本を読んでみると理解できます。修理・修繕をする宮大工さんだからこそ、まじかに見ることのできる、高度な古代日本文化が伝わってきます。

おすすめの一冊です。